ナビの北海道旅行記2007 パート2
7月17日
朝は5時前に目覚めてしまった。北海道の日の出は早い上に部屋にはカーテンがかかっていないので、明るすぎた。

んでも、またまた布団にもぐりこんでしまえば自然に寝てしまったようで、再度目覚めたのは7時前。しばらくグズグズするのも気持ちいいもんだ。

いまだ空腹感もないんだけど、食堂に行って朝食を摂る。うあお!すんごい人。何だか団体さんの食事会場って感じ。
それに食材は明らかに朝食用なんだけど、量は間違いなく旅館の夕食なみ。おかずが余ってしまってご飯お代わりしちゃった。美味しいんだけど、、、でも、、、「少しでいい!肉食いて〜よう!」って感じちゃった。

今日の昼は生姜焼きが食べたくなっちゃった。部屋に戻って身支度を整える。田村さんはオフ車に乗っているだとか、、。同じバイクでもジャンルが違うんで気をつけて楽しいツーリングをしてほしい。

俺より先に高尾さんが出発。高尾さんは俺と同じ知床方面に向かっていったけど、再会はできるかな?皆さん楽しいひと時を有難うございました。楽しいツーリングをしてくださいね。
さて、またまたソロとなった俺は「メルヘンの丘」に立ち寄って行く。バイクで走っていると前方に飛行機が飛んでいる。
何気にみていても降下しているみたいなので、俺の進む方向が女満別空港なのかもしれない。時間的に9時30分ほどだから羽田からのJAL便なんだろう。

国道39号線に入ってから「メルヘンの丘」で小休止。やっぱり、この光景の方が北海道らしさを感じさせてくれるなあ。
今度は能取岬に向かう。一般的な観光だったら、網走監獄やオホーツク流氷館に行くはずだけど、今回はどちらもパス。できることならば網走監獄での監獄飯を食べてみたかったんだけど、時間が早すぎる。いつの日かの課題になりそう。そこで能取岬になった。

ここは、ちょっと目にはマイナーな場所って所なのか、あまり観光客は来ない。だけど、アプローチとなる誘導路の先にはオホーツク海に吸い込まれそうな道があって、とっても綺麗。さすがに記念撮影しちゃった。でも坂道なので、立ちゴケには気をつけないと。シャレにならん。
駐車場はあいかわらず広い。以前来た時はトイレの隣にバラック小屋みたいな建物のお店があって、親切なおばちゃんが切り盛りしていたんだけど、それもなくなっちゃった。
まあ人がいなさすぎて〜売り上げにはならないだろうね。

ちょと歩いて灯台のそばまで行く。んん〜風が気持ちいい。気持ちいいんだけど、バイクで走ると寒すぎてジャケットは脱げないのが残念。その分オホーツクの風を楽しんじゃおう。マッタリしたあと出発する。
今来た道を引き返して今度は藻琴駅に立ち寄る。11時を少し廻った時間なので昼食を摂るにはちょっと早い。それに俺には北浜駅の「生姜焼きランチ」が待っているから、、、、。

広い駅前広場?と言える駐車場の半分はDMVのスペースとして割愛されている。まずは店内に入ってアイスコーヒーでノドを潤す。うん、缶コーヒと違って美味い。ここにはテーブルの中に名刺が入っているので、俺もちょっとナビの名刺を入れておいた。
店を出て駅舎の見学をしてみる。本来ならば何度も来ている藻琴駅。駅舎そのものは何も変わった事はないんだけど、DMVの終着駅となって若干イメージが変わった感じがする。DMVとはデュアルモードビークルの頭文字を取った列車の事。実は列車ではなくて線路を走るバス。

今回俺も申し込んだんだけど、1日3便しかない。それでもって、1便12名しか乗車できないので満席って事であきらめるしかなかった。

ここでDMVについて簡単に説明しておこうかな?もっとも俺的に調べ上げたことなんだけどね.
DMV(デュアルモードビークル)写真がなくてごめんなさい!
DMVとはJR北海道がローカル線の体質改善を目的として計画された企画。ドル箱路線となる函館本線や千歳線と違ってローカル線となる石北、釧網線などなど地方のローカル線はあまり売り上げは高くない。そんな中で使用している列車であるキハ40などの列車は使用年数が30年を越え車両更新を行っているんだけど、今後そう何年も使用には向かないと言える。

そんな中で新車を購入すれば、軽快車両でも1台1億円。ということは10数台は購入するであろう経費は莫大になる。そこで、鉄路でも道路でも走れるバスを開発すれば?って発想になった。そうすれば鉄路を走ることしかできない鉄道に対して場合によっては市街地も走れるならばメリットが高い。ただ、これにも問題があって、新規に設計をすれば試作だけで数億円もかかってしまう。企画倒れになってしまったら、とんでもない負債をかかえるハメになってしまう。現在のバスで改造すればOKとなることはできないだろうか?

バスのタイヤで走行するわけではなく、ガイド輪となる車輪が通常は格納されていて、線路上を走る際には油圧ポンプで車輪が出て前輪が10センチほど浮き上がる。後輪は、後ろに同じガイド輪が出るんだけど、こちらは案内だけ。駆動はバスと同じ後輪駆動となるんだけど、ラジアルタイヤではスリップの恐れがあるので、夏でも冬でも後輪はスタッドレスのタイヤを装着して摩擦による駆動力を確保している。そうなるとバスの車重の前半分にはガイド輪に加重がかかるので、一般的な路線バスに使われるバスでは重すぎて加重に耐えられない可能性がある。そこで選択されたのがマイクロバス。日産シビリアンに決定された。結果バスを改造して車検を通って晴れてDMVが完成した。

完成はしたものの、問題はさらにあって一つは車体の面。車体が小さく軽すぎるので、列車としての集中管理制御(CTC)やATCに誤動作が発生する可能性が高い。つまり列車は好き勝手に時刻通り走っているのではなく、網走や釧路の集中管理センターで一括管理されていて、今列車がどこを走っているのかリアルタイムで管理されている。異常気象や事故などが発生した際はセンターの指示で運行停止や徐行などを運転士が行う。しかし誤動作して指示が伝わらなかった場合の2次被害がある場合を考えると、一部区間で監視要員を置かなければならず、かえって経費がかかるのではないか?って問題。

それともう一つは法律の問題。単純にそのバスが鉄路を往復するならばATCの誤動作の問題があるけれども運行できない訳でもない。しかし道路を走ることになると観光バスと違って路線運行免許を申請しなければならない。本来はローカル線向けに開発したんだけど、その方面には関連会社の北海道JRバスは事業許可免許はもっていない。もちろんJR北海道が持つわけにも行かない。そこで、今回運行する浜小清水=藻琴駅間のDMVには網走バスが運行協力する事になった。

乗車すればわかるけど、このバスが運行するのに2人の運転士が乗務する。乗客が浜小清水で乗って駐車場から線路に向かうまでは網走バスの運転士が運転して、線路上で停止したらJR北海道の運転士に運転が引き継がれる。そしてガイド輪を降ろして初めて列車となったDMVは線路を走っていく。藻琴駅に到着したら停止、ガイド輪を上げて指定の場所まで移動して再度停車する。また網走バスの運転士と代わって浜小清水まで道路を走る。

車両はバスそのものだけど、JR北海道側は運転士に動力車操縦免許と大型2種免許が必要となり、網走バス側は運転士に大型2種免許はもちろん路線バス免許申請が必要になる。だから意外と大変なのだ。
最初のJRの考え方は北見駅から出発したDMVは西女満別駅で線路を下りて女満別空港までの路線など画策していたんだけど、たった12名しか乗車できないのでは満席となった場合の代替案がない事や、高速バスが充実している空港連絡バスに対抗する意味がないなど、あらたな問題もかかえていくことになり、どちらかというと観光的要素が多い企画に落ち着きそうな感じがする。

例えば、ある駅を出発したDMVは各駅で線路を離れて市街地を廻ってまた線路に戻って、、、、こんなことやってりゃ時間だけ恐ろしくかかってしまう。それなら最初から道路を走ればいいじゃん!って意見もでてしまいそう。
でもいつかはナビも乗ってみたいもんだ。
さあ説明はこれくらいにして藻琴駅を出発する。北浜駅にある停車場に言って肉食いたい。実は藻琴駅のトロッコにも生姜焼きランチがあったんだけど、立ち上がってから気が付いちゃったんで食べるのを諦めるしかなかった。

で、北浜駅に到着。わ〜い久々の肉だ〜!!!ってんで駅舎内に入って行く。んん?

「あんぎゃ〜本日定休日じゃん!」お願い食べたいんですけど、、、。生姜焼きが〜〜〜仕方がない、、。
でも今さら藻琴駅に戻るのも何だかな〜って思うんで次の次の駅である止別駅に向かおう。
そんで止別駅で昼食。止別駅では「えきばしゃ」なるお店があるんだけど、ラーメン屋さん。肉食べたい俺は迷わず

チャーシュー味噌ラーメンをオーダー。あ〜生姜焼きが遠のいちゃった、、、。でも食べられるだけ良しとしなければ、、。

そんなに暑い日でもないので、ラーメンも美味しい。それにチャーシューがうんまい!!
ついでに小ライスもオーダーしちゃってチャシュー丼にしても食べてみる。結構ぶ厚いチャーシューは美味。んん〜久々食べた肉って感じちゃった。

お店を出て、中標津にのトヨタレンタカーに電話を入れておく。今日はこれから知床方面を走って羅臼から標津と走ってから中標津に向かう。中標津の空港のレンタカー事務所に俺のバイクを預けて、明日の夕方までレンタカーにするつもり。もう知床方面では俺の行動パターンの一つになっている。今回も車は用意してくれるそうだ。
折角晴れているから、知床峠に行く前に知床五湖に立ち寄ろう。ここは20年以上前に五湖廻ったきりで、最近はヒグマの出没で行けても二湖までしか行けなくなっちゃったから。さすがに20年以上も前の記憶はあまり定かではないから、行けるならば是非行ってみたい。

知床自然センターで横断道路から分岐して知床五湖に向かう。何気に結構距離がある。知床五湖の駐車場に到着。料金を徴収するお兄さんに、「今日はどこまで見られます?」って聞くと、丁度さっき通行禁止になったそうだ。またヒグマが出没したらしい。二湖まで行けるどころか、一湖すら見れないんじゃ駐車料金なんてバイクだって払う気持ちになれない。んじゃパス!ってんでUターンすることに。んん〜ここに来るだけで1時間ほど時間を損しちゃった。まあ〜ここはヒグマのエリアだから仕方がないと言えば仕方がないんだけど。
途中カムイワッカの滝方面の分岐がある。現在ではシャトルバス以外、バイクだろうが、自転車、徒歩だって通行禁止ってなっているんだけど、警備員のおじちゃんが一人椅子に座って待ち構えているようだった。

これじゃ、ゲートで通行止めは当然でわざとらしく「すいませ〜ん間違えました!」な〜んて理由なんか通るはずはないよね。山越えしていくほどのことはないし。夜間は遮断機が下りるし絶対強行突破なんて無理そう。でも近年カムイワッカの滝は崩落により危険で行けなくなったって聞いているんだけど本当かな?何でも川には入れるんだけど上流の滝つぼは危険なんで行けないらしい。

知床横断道路に戻って知床峠に到着。峠に向かえば向かうほど雲が怪しい。もしかしたら羅臼は霧雨かな?って半ば覚悟したんだけど、うっすらと根室海峡が見えるんで大丈夫かな?

んでも寒いこと寒いこと。バイクから下りて休憩してるだけでも寒いよ。

多分気温は15度ないんじゃないかな?じゃ走っているときの体感温度は10度位なわけ?東京じゃ30度近いだろうに、こっちは寒い寒い。ジャケットのインナー着込もうか考えたんだけど、あと走っても1時間ほどだから我慢するか。
目の前の羅臼岳には若干、雲がかかっているけどそれでも見晴らしはいい。やっぱりこんな風に見えないと、折角知床峠まで来てんのにシャレにならないもんね。俺なんか何回も来てるから、あちゃ〜で済むけど、普通の観光客なんか滅多に来れないからかわいそうになってしまう。

峠を下って羅臼の道の駅でモシリバで飲む焼酎を購入。近くの清里町で製造された焼酎は特産のじゃがいもが原料。さつまいもなら九州鹿児島が有名だけど、じゃがいもってどんな味がするのか興味がそそる。ここからモシリバはたったの25km程しかないんだけど、モシリバを通り越して中標津に行かなきゃならない。
途中ホクレンの川北給油所でガソリンを給油。んでもって、ここのスタンドオリジナルのフラッグをゲット。今年はオレンジ色だった。

で、気になった事発見。バイク用グローブがあるんだけど、羅臼の道の駅との共同企画で100円以上の募金をしてくれた人にバイク用のグローブをくれるんだって。ただし左手用。右手は羅臼のホクレンにあるそうだ

「うっそ〜さっき来たばっかじゃん。」でも折角だから行かなきゃならないなあ〜でも軽く70kmはあるよ!
今日はこれからレンタカーになるんで行けないけど、明日レンタカーを返却したした時にモシリバにはバイクで戻るんだから、その時にすればいいや!ってんで、喜んで募金をさせてもらう。

S,M,L,LL各サイズで赤、青、黒があるんで、黒をゲット。ホクレンもいろいろなお店でいろんなキャンペーンを行っているんですね。明日は無理しても羅臼まで走ってみよう。

こうなると、あとはHONDAの赤いフラッグを目指すのみ。中標津市内に入ると対向車がパッシング。はえ?何で?まさか俺のためにネズミ捕り教えてくれたの?半信半疑で減速。すると
「うおっちゃ!あんたたち何でこんなところでネズミ捕りしてるのよ!」

いや〜対向車に助けられた。ずえったい捕まっちゃうよ。だって取り締まりなんて絶対考えられない場所なんだもん。こんな事もあるんですな!実にラッキー。いや、教えてくれた車のドライバーに感謝感謝。

中標津のバイク屋さんに立ち寄って赤いフラッグをゲット。さてさてレンタカーを借りに行こう。さっきのネズミ捕りしている現場を通る。あ〜〜あ!可哀相に赤いGSRだかTRXが捕まっていた。道外から来たツーリングだったら気の毒に。今夜はやけ酒だったりして?

中標津空港の外れにレンタカーの事務所はあるので、その中のトヨタレンタカーに立ち寄る。バイクを奥にしまって手続きを済まして車を借りる。今回借りたのは「パッソ」でも、料金が北海道夏料金設定なので1万ほど、、、。ちょっと高いんだよね。でも承知の上で借りたんだから仕方がないし、借りた理由は別にあるんだから、、、。でも、、車って楽だ!だって右足だけでスル〜って走っていくんだもん。

中標津で買い物を済まして、時間がかかったけどモシリバに向かおう。今日はさっき見たレンタカーと埼玉ナンバーの黒のBMWのバイクが止まっていた。
荷物を車から出して玄関で中村さんとご挨拶。お久しぶりで〜す。今日は俺以外3名のお客が宿泊するんだけど、その3名とも女性なんだそうだ。だから、一人貸切状態で部屋に入ってまずは楽なスエットに着替えて布団をひいて寝転がる。んん〜気持ちいい。

風呂に入って冷えた体を温めてやっとこ生気が戻った感じ。食事を摂りに食堂に行くと、3名の女性は食事中。軽く挨拶して俺も食事を始める。今日もお客さんは大阪と岐阜から来た渡辺さん親子と埼玉から来た龍田さん。渡辺さん親子はレンタカーで廻っているんだけど、龍田さんはBMWのバイクでソロツーリングなんだそうだ。最初見たとき、てっきり同郷の男性が乗ってるもんだとばっかり思っていた。彼女はいろいろなキャンプ場で実際キャンプしながらツーリングしているそうで、今回はモシリバに泊まったんだけど、この先友人の家に泊まる他はキャンプ場に行くそうだ。俺みたいに軟弱じゃないんで脱帽。

食後皆さんと談笑タイム。渡辺さんは明日女満別空港から帰路につくそうだ。あした野付半島を廻ってから神の子池経由で帰るそうなので、俺が知っている程度のお勧めルートをアドバイスしてみる。野付半島から開陽台、神の子池、リリーパークなどを薦めておいたんだけど、観光地って時間は当てにならないもんね。見学されるのに、人それぞれ考え方があるから、時間配分なんて観光バスでもない限り当てはまらない。薦めておいて時間厳守なんてのは、ある意味押し付けにもなってしまうから。感動は自分で感じて欲しいって思う俺。だからおおよその時間は話したけど、予定通り行けるのかは明日にかかっていくでしょう。龍田さんも他でもツーリングは経験があるそうで、おおよその時間配分は的確なようで、感心しちゃった。

何だかんだで23時頃お開きで各自部屋に。俺も明日は早朝川北温泉に行くんで休ませてもらおう。zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
7月18日
朝は6時前に起床。まずは外を見るんだけど朝霧なのかどんよりしている。川北温泉に行こうか?どうしようかな?布団にもぐり込もうかな?って思ったんだけど、ダメもとで出発しよう。

もし同室の男性でもいれば誘ってんだけど、あとは女性じゃちょっとマズイかな?って思ったんでお声掛けしなかった。川北温泉は一応プライバシーは保たれているんだけど羅臼の熊の湯ほど完全じゃないからデバガメしようと思ったら出来ない事はないんで、妙なトラブルを避ける意味でも正解かな。
開陽台の案内板の先に電光掲示があるんだけど、、、気温が9度だって!!どひゃ〜!寒いはずだわさ。しっかり車は暖房入れて走ってんだもん。
あやしい雲も川北温泉に行くほど晴れてきて青空が出てきた。んん〜いいロケションじゃん。んでもって湯船にドボン!だ〜れもいない露天風呂で貸切状態。そんなに熱い訳じゃないけど出たり入ったりの繰り返し。

「あ〜気持ちいい。これぞ至福の喜び!!」
十分温まったんでモシリバに戻ろう。ちょうどすれ違いに男性と出会った。この人の車のナンバーは北見だって。へえ?かなり遠くから来てんじゃん。だって斜里からだって1時間はかかるよ?

モシリバで朝食までテラスでタバコを吸いながらマッタリする。西別岳方面から青空が出てきているんで、快晴かもしれないな。さっきの霧は朝霧だったんだ。みんなで朝食を頂く。
その後3人の出発を見送る。渡辺さん親子はお母さんが運転席に座った。

んん?「お母さんが運転するんですか?」って聞いちゃった。何でも娘さんはペーパードライバーなんでナビゲートに徹しているんだとか。最終日ですけど楽しんで思い出を沢山持ってお帰りくださいね!ってんで手を振って見送る。
そして龍田さんも出発。彼女はキャンプ用のテントなんかもツーリングバックに積載しているから、荷物もかなりの重量なんだろうな。今日は彼女も開陽台から清里、弟子屈を経由して標津に戻ってくるそうだ。ただ、今日は友達の家に泊まるらしく標津市街にいくそうだ。で、彼女も手を振ってお見送り。皆さん一期一会だけど楽しんで欲しい。で、他で出会っちゃったりして?んなわきゃないか。

さてさて今日俺の予定は、、、何処行こうかな?ってプランを考える。いつもはレンタカーだと、距離を走らなきゃ損とばかり網走や釧路まで足を伸ばすけど、今回は前から気になっていた男鹿の滝に行くのが目的なので、その都度気になった場所があれば立ち寄ればいいや!ってんで9時過ぎ出発。
そんではまずは開陽台方面に進んでみる。国道から西7号線に入ると、、武佐岳登山口の案内板と併せてクテクンの滝の案内板が、、、。これって今まで気にしていなかったっけ?

もちろん俺は登山なんてやらないから、登山口なんて行くつもりもないけど、クテクンの滝って何だ?って興味が湧いてきてイザ出発。数キロも走らないうちにダートになっていく。
単にダートだけではなく、、その先開けた場所はパワーショベルなどの工事車両が動いている。原野を切り開き、かなり深く掘っている形から多分最終処分場の建設中なのかな?でも、道路から見えないこんな原野の中に処分場を作るなんて、どんなもんだろうか?って思う。見えなきゃいいのかな?それを知らないで観光客が自然でいいね〜なんて言って知らないうちに危険なガスでも吸っちゃったりして。

まあ、俺の勘違いであってほしいもんだ。何らかの自然に寄与する工事であることを願って通りすぎる。
クマ出没注意の看板を通り過ぎてもまだまだダートの林道は続く。これって何処まで続くんだろう。たしかに道路の案内板には9kmって記載されていたけど結構走っているんだけどな。

これと言って分岐があるわけじゃないダートだけど比較的しっかりした林道は走りやすい。これって何かに使われているのか?それとも滝の観光客が使うんで しまった林道になったのかな?って思った先に突然ダートが終了。
あれれ?って感じ。車を降りてみると、そこは駐車場とは呼べない広場。もちろん俺以外、車も人もいない。辺りを散策すると、、、なぬ?クテクンの滝まで1.2kmだと?この先車は行けそううにないし、第一、道がない!これって獣道を進むんかい?んん〜興味はあるんだけど、クマさんにであって食べられてもヤダしなあ。絶対食べられたら痛いよ!(俺ってバカか?)

命と好奇心!計りにかけりゃ 命の方が大事じゃん!ばか!んなわけで撤収!やっぱこんな形で死にたかないよね。誰だって。
約8キロものダートを戻っていくけど、それでも対向車とすれ違うことはなかった。ってことは決してメジャーな場所ではなく、ある意味秘境的な要素を持つ滝なんだろうな。それならば、あんな看板は付けて欲しくないと思っちゃった。
このまま北19号を走るんだけど、あまりに天気がいいんで予定していなかった開陽台に寄ってみる。屋上の展望台でかなり遠く見渡すことができる。ツーリングでこれほど天気がいい開陽台なんて来たことあっただろうか?って思っちゃった。

展望台にはお土産コーナーと軽食コーナーがある。まだ時間は11時過ぎたばかりなんで空腹ではないけど、この後食事する場所がなさそうなので、軽く摂っておこうか、、、。あまりメニューは多くはないけど、限定「開陽台ランチボックス」なる物が気になった。俺って限定とか稀少って言葉に弱い。いままで何度騙されてきたか、、、。わかっちゃいるけどやめられない。
700円払ってしばし待つ。お待ちどうさま〜ってんで見てみると、、、、んん〜別に特別なものないじゃん。ご飯は温かいけど量はメッチャ少ない。これってレディース用ですか?って思う。んでもってから揚げやサラダなど普通の幕の内弁当って感じがする。俺は知らなかったんだけど、ここ軽食コーナーで俗に言うライダー定食なる物があったそうな?何でもご飯に味噌汁と納豆、それに生タマゴがついて300円ほどだったそうだ。今で言う吉野家の朝定食みたいなもの。このメニューは俺が気付かないうちにひっそりと消えていったみたい。

このあと、天気がいいなか清里に向かう。最初は窓を開けて風を受けていたんだけど、とうとうエアコンの登場となってしまった。これでも朝、川北温泉に行った時は暖房入れていたのにね。養老牛温泉の看板が見えて来たので、折角なので「からまつの湯」に行ってみよう。
からまつの湯そのものは看板があるわけじゃないから、養老牛温泉を目指して、その先に行けば、いやでも「からまつの橋」を渡ったそばにあるのですぐ判る。

養老牛温泉で有名になった「だいいち」を通過して、、あれ?道路工事中なんだ。多分拡幅して清里方面に行けるようになるんだろうな。いままで4km位だったか?でもって工事中のダートを走ると、、、しばらくして舗装道路に、、あれ?こんな道だったけ?さらに走ると牧場の真っ只中。んん?これって行き過ぎてない?って判断してUターンする。
もう一度工事中のダートに戻ってゆっくりキョロキョロ見渡しながら走って行くと、、、1台車が細い道に入って行く。もしや?って思って付いていくとからまつの橋を渡って温泉に到着。そうなんだ!拡幅に伴って旧ダートは廃道になっちゃった。今残っている旧道はからまつの湯までのアプローチとなる100mほどしか残ってなくて、他の区間はロープで進入禁止になってる。あとは自然に朽ち果てていくだけなんだ。

さてさて、こんな天気がいいのに誰も入浴していない。湯船に入っても4人くらいしか入れないし家族連れがいたりして中々は入りにくかった。ならば、、、ってんでドッボ〜ン!!気持ちよか〜!
汗拭きタオル持ってきて正解!でもここはすんごく判りにくい場所になっちゃったなあ〜!
からまつの湯でもまったりしたあと、体がちょっと軽くなったかな?さらに先に進んで、清里峠に向かい裏摩周展望台に行く。今回はあまりルートも考えないで、思いつきで立ち寄っているもんだから時間がだんだん遅くなる。でもいいか!こんなドライブも。

裏摩周でも、こんな晴れた摩周湖なんて見ることはなかったかもしれない。とっても綺麗。それに風も気持ちいいし。これなら湯冷めすることもないか?なんちゃって。となりのご家族がこんなこと話していた。
向こう側に第一展望台と第三展望台があるんだけど、第二展望台はここ裏摩周展望台をいうんだよ!だって、、、?

んん?ちょっと違うんじゃない?
お節介かもしれないけど、さりげなく その会話に加わってあげた。もともと第二展望台は、向こう側の第一展望台と第三展望台の間にあったんですよ!でも、ロケーションが悪く駐車場のスペースも確保できなかったので、誰も行く事がなくなって機材を全て撤去されて、基礎は笹の中に埋もれていますよ。多分その場所を知ってる人はいないんじゃないかな?湖岸を笹を掻き分けていけば判るらしいけど。って話してあげた。
だから、ここを第二展望台って言わないで裏摩周展望台って言うんだよね。第一何処にもそんな明記されていないし、、。
さてさて清里峠に戻って清里市街に向かう。途中神の子池の看板があるんだけど、ここはパス。って言うか立ち寄り過ぎちゃった。
ここまで来て変なヤツ!

さらに北上して今回行きたかった男鹿の滝の案内板が。あわせて緑ダムも書いてあるんでどっちも行ってみよう。暫くは舗装の立派な道が続くが途中で分岐が、、、。直進すればダートの男鹿の滝、道なりに舗装された道を走れば緑ダムに行ける。この先5kmほど走るらしいが、対向車もなくいたって快調。
しばらく走るとダムらしき石の堰詰めた物体が現れて連続するブラインドコーナーが続いてダムに到着。この道路は舗装されたまま続いていくようなので、先に道路の終点まで走ってみよう。ブラインドコーナーがさらに続きダムの建物からおおよそ100mほど登ったところで道路の終点。そこは大きな駐車場になっていた。でも、、だれ〜もいない。ここも貸切。

ここから見るダムの美しさは格別。貯水量は東京ドームの6杯分とのことで、そんなに大きいわけでもない。黒部ダムなんかとは比較にならないくらい小さいだろうなあ。その分見渡しが良くてマイナスイオンを感じてしまいそうな美しさだった。
ダムそのものも一般的なロックフィルダムなので特別なものでもないらしいが、このダムの特徴は斜里川のかん漑を目的として昭和60年に工事を開始して平成15年に完成したダムで斜里町、小清水町、大空町、網走市に用水を供給しているそうだ。

だから発電設備もないのでこじんまりしているのかな?湖面は一定の高さで守られていて上流からの水は絶えず流れているので余った水量は洪水吐というゲートから強制的に排出されるようだ。これだけでもかなりの水量だなあ。でも道東って他にダムはあったっけ?今頃気が付いた。
ダムを後にして舗装路を戻って分岐にて斜里川林道に入る。本日行きたかった男鹿の滝に向かうわけだ。でもダートを走って12kmだって、、。うっそ〜!
しばらく天気がいい日が続いたんだろうな!草木が大きく生えている。ときどきフキの葉っぱが林道まではみ出しているんで、あまり速度は出せない。

そこそこ車の往来があるのか、しまったダートが続く。さっき走ったクテクンの滝へのダート7kmだって半分イヤになりかけたのに、今度は12kmもあるんだもんな。それに道が狭いし。でも、好奇心が勝っている俺!心は逆にウキウキって感じかな?何本か分岐があるんだけど、その都度小さいけれど案内板があるので迷う事はない。
途中でオフロードでツーリングしているらしい男性とすれ違ったんだけど、男鹿の滝までどれ位なのか聞いてみたら、あと4kmもないらしい。「終点で駐車して10分ほど歩けば滝に出られるけど、一部遊歩道が崩落しているんで気をつけてくださいね。」ってアドバイス。

ふ〜んまだ4kmもあるんだ、、、。もうちょっと。パッと目には林道の終点らしき場所が駐車場になっていて、そこに車を止める。この斜里川林道ってのは地図上ではこの先に続いているんだけど、実際は廃道状態なのか?一切の整備をしていないのかわからない。ここから男鹿の滝へは獣道状態の遊歩道を歩いていく。これが、ちょっと怖い!それに、車も人もだ〜れもいないこの場所でヒグマの出没区域でもあるし、、、。おまけに急な斜面を上がったり下ったりして強引に獣道を作ったように感じる。
疲れてちょっと小休止すると平衡感覚がなくなって急斜面に落っこちていきそう。日陰のルートではあるけれども笹薮の中を切り開いたようなので滑ることはなさそう。滝から流れ出た沢に水の流れる音以外聞こえるものはないので、ちょっと口ずさんで歌でも歌おうか!誰も見ていないし。
♪ある〜日、森の中、クマさんに出会った。花咲く森の道、クマさんに出会った♪
バカか俺は?
一番合いたくない動物を考えていたから、自然に森のクマさんの歌詞が浮かんじゃったじゃん。
滝つぼまで来た。落差25mもある滝は大きくはないけど、すぐ目の前で流れ落ちているんで、ダイナミックに感じる。この滝の上流には川はなく斜里岳からの伏流水が滝となって流れ出ているそうだ。さすがに滝の上部を除くことは出来ないけど。
さっきの緑ダム以上にノンビリしたい。このマイナスイオンが体に気持ちいい。俺もな〜にも考えないで滝の前の石にすわってボーっとしちゃった。すんごく気持ちいい。これってまた来たいなあ。

駐車場までもう少しってところで、ミドルのおば様3名が来たので「コンチワ〜」って軽く挨拶。あとどれ位あるのか問われたんで、あと5分もないですよ!って答えたんだけど、その中の一人が運動靴ではなさそうなので、

「この先キツイっすョ!崩落があってこの靴じゃ滑るかもしれないから、引き返す勇気を持ってくださいね!」ってアドバイス。
決して大げさに言った訳じゃなかったんだけど、ミドルのおばさまは心配になってきたのか
「もう一度私たちといかがですか?」ってさそわれたんだけど、ありがたくご辞退させていただいた。俺だってヤダもん。怖かったから。

車に戻ると先ほどのマイナスイオンは何処行ったのやら、、、汗がタラタラ。いや〜暑いこと。
さっそくエアコン全開!!北海道の風を受けるなんて言っておきながら
俺って意味ね〜じゃん。
この先には中村さんの奥さんお勧めの「さくらの滝」へ向かう。緑の市街地を抜けてさらに北上すると、ちっちゃな看板があった。

案内にそって走って行くと、さっき行った男鹿の滝から流れてくる斜里川の橋を渡る。
1kmほどで滝にいけるそうだ。

うっそ〜どう考えてもここは市街地のはずれだよ?こんな場所に滝なんてあるのかな?もしかしてガセ?それとも場所違い?って思ったんだけど、、、そのまま走っていくと駐車場に到着。看板がここにもあるので遊歩道を30mほど歩いただけで、、、
マジっすか?魚が滝のぼりしている。うわ〜初めてこの目で見ちゃった。

マジ感動。この滝は3.7mほどの小さな滝で、サクラマスが6月下旬から8月中旬まで産卵のため遡上するんだとか、、、。
自然の要害である、滝は一生懸命に滝を登ろうとするサクラマスが次から次へとジャンプ。すんごい力なんだろうな。俺の見方なんだけど50匹に1匹の割合で滝のぼりを成功しているみたい。

ちょっと失敗すると、、んん〜がんばれ!って叫びたくなる。これこそ自然の息吹を感じさせられる。しばらく様子を眺めてみる。一緒に観賞している人の中でも、うわ!おっしゃ!んん!なんて声も聞こえてくる。俺も同感。とにかくがんばって欲しい。もっとも現実問題を見てしまうと、この滝の上流には砂防壁があるんで、それより先は行けないそうなんだけど、、、。
無理を承知で国道391に向かう。今日は快晴だし、、、そうだ藻琴展望台で屈斜路湖を見てこよう。多分国道から分岐する道道102号線を走っても10分程度だろう。

予定通り展望台に到着。んん〜やっぱり綺麗じゃん。屈斜路湖の中島がよ〜く見える。俺は美幌峠や津別峠からの屈斜路湖も見ているけれども、ここから見る屈斜路湖が一番綺麗だと思う。ただアクセスが悪いので観光客は決して多くはない。その分静かな中での貸切状態で堪能できる展望台って贅沢じゃないかな?
別に空腹感はないんだけど、11時に開陽台で早めのランチを食べちゃったから、軽くパンでも食べようか?って考えていたんだけど、ルート上に「ちゅっぷ」がある。

ちょっと寄っていこう。ここでヘビーなものを買って食べちゃうと、絶対夕食が食べられなくなる。だからパン1個、、、、って訳にもいかないのでモシリバへのお土産にコーヒー味のシフォンケーキを買っていこう。まあ、ここって知る人には有名なお店でもあるし。

ここはまだ川湯温泉。何気に弟子屈までは遠い。怖いのは直線が続くもんだからネズミ捕りに逢いたくないんで、先頭で走っているんだけど、減速しながらどっかの車にぶち抜かれるのを待つしかない。って〜と思ったとおり早いマークXに抜かれた、、、おっしゃ!〜って思ったんだけど、な〜んだレンタカーじゃん!これじゃ意味がない。
弟子屈から中標津まで、およそ50分。そんな中で、イライラが募るんだけど、やっと地元ナンバーのアルファードに抜かれた。これが早いのなんの!おっしゃ!〜ってんで追従していく。地元の車だったらヤバイところは必ず減速するだろう。これこそ、新しく発見した俺流の走り!どさくさ走行!なんちゃって!。

ほぼ予定通りに中標津市街に到着。若干ながらレンタカーの返却時間まで、ちょっと余裕があったので、そこそこ市街地を走って時間調整と買い物、、。おおよそ昨日から400kmも走っている「パッソ」んだけど、ガソリンスタンドで満タンに。給油すると20リッターだって!

うっそ〜俺のイナズマ君と大差ないじゃん。今の車って燃費いいねえ〜。いくら北海道だからって、こんなに走ってくれちゃありがたいよ!そしてレンタカーの営業所にて車を返却。中から

「今年もご利用有難うございます!」って受付嬢の女性が話しかけてくれた。

「あれ?昨日公休日だったんですか?いなかったですよね?」そう、いつもバイクを置いて借りるヤツなんていないから、みんさん知ってるもんだと思ったんだけど、俺の事を知ってる人は彼女しかいないのかな?なんだか寂しく感じちゃった。

タンクバックを装着して、ヘルメットをかぶりジャケットを着て、、、、あれ?シフォンケーキ忘れてた。どこに置こうか?下手すりゃ走っていて飛んでいっちゃうよ!何とかネットにくくりつけて出発。変形してなきゃいいんだけどな、、、。ここからモシリバまではおおよそ30km。意外と遠いもんだ。でも今日はこれだけじゃない。昨日川北のホクレンで貰ったグローブの片方を貰いに、わざわざ羅臼まで行かなきゃならないんだもん。
さっきまで車の中にいたんで、あまり感じられなかったんだけど、、、寒い寒い。雨こそ降ってくる事はないんだろうけど、ややガスがかかってきた。川北ー古多糠といつものルートをカッ飛んで行く、、、、、いや寒すぎて早く走れない。

薫別トンネルを抜けてモシリバを左手に通りすぎる。んん?他の車がない。って事はお客さんはいないのかな?まあ〜戻った頃には誰かいるでしょう!羅臼峠が一番寒くって電光掲示板には気温9度だって。

ね〜!やめてよ!こんなに寒いのお〜〜!何とかしてください!って心の中で神様でも仏様でもお願いしちゃった。

羅臼のスタンドまで来ると、あまりの寒さに足が固まってバイクから下りるの辛かった。自分のグローブ越しにエンジンを触って暖を取る。んん〜気持ちいいや!燃料を補給してグローブも募金して晴れて左右で1セットゲット。これで目標は達成した感じ。

あとはユックリモシリバまで帰ればいいだけ、、、。9度っていう気温の中、気合だけで走りぬく。ほぼ20km走りきってモシリバに今回はバイクで到着。中村さん夫妻でお出迎え。中村さんに、さっき通り過ぎて行かなかった?って言われて
「え?見てたんですか?そう、ちょっとくだらないものを貰いにホクレンの羅臼まで行ってきたんですよ!見られていたとは知らなかったっす」

「いや〜何だか似た人がバイクで通ったのを見たから入って来るのかな?って思ったんだけど来そうにないから人違いだと思ったんですよ!」


今日は俺以外誰も宿泊される方はいないそうだ。へえ〜飛び込みもなかったんだ。って事は今日も部屋には俺一人なんだ。けっこう寂しいなあ。そうそう、バイクにくくりつけたシフォンケーキ。奥さんにプレゼント。形が心配だったんだけど、何とか耐えて?くれたようで、助かった。ペッチャンコになったシフォンケーキなんて出来損ないのバームクーヘンになっちゃうもん。早速冷え切った体を温めたいんで風呂に入って温まる。んん〜気持ちいい!

食事は寂しく1人。1日けっこう無理したからかもしれないんだけど、そこそこの量で満腹になっちゃった。昨日と違って中村さんと3人で軽く酒飲み会。けっこう中村さんの酒のペースが速いのが気になるけど、、、俺的にそこそこ終わらせては?って心配しちゃう。11時頃お開きで部屋に戻って就寝タイムになった。
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